【お迎えまで編】はじめてのねことの暮らし
ねこと暮らし始めて2年になったので、お迎えまでのことを残しておきたいと思います。猫と暮らしたい、お迎えしたいという方の役に立てばうれしいです。
この記事の内容
初めにやったこと、夫をねこ派にする
ねこと触れ合った経験のない夫を、ねこ派にする。ねこをお迎えするのには、お金もかかるし引っ越しも必要だし、何より生活の全てがねこ優先になる。
それも良しと思うためにも、まずは実家の猫の動画を見せて洗脳を始めた。あとうちのねこがどれほどに可愛いかをことあるごとに説く。そのうちYoutubeで、夫自ら推しねこを見つけるようになる。毎日アップされる動画を楽しみにするようになり、しばらくすると「早くねこをお迎えしたい」と言うようになりました。
当時はお金の余裕もなく引越しのためにお金を貯めている状態だったので、1年ぐらい時間をかけて親ねこ派にすることに成功した。お迎えしたいというので、アレルギー検査も受けてもらいました。
ねこ可物件に引っ越す
ペット可は、よく確認しないと「小型犬のみ」という場合がある。
間取りもよく、新しめの賃貸はだいたい「小型犬のみ可」だった。そして、ねこ可は大体駅から遠い物件に多いです。
大手サイトで調べる場合は、徒歩20分以上もチェックしないと、そもそも候補の家すら出てこないことがある。1、2件ほど自分たちで気になる家を探してから不動産屋に行きました。
結局このときは、不動産屋がつながりを持っている賃貸を紹介され、築年数は30年ぐらいだったけど、中はリノベーションされていて使いやすい1LDK。キッチンが広いのがよかった。もちろん駅からは遠く、徒歩25分ぐらい。
細かく検索できるペットホームウェブにはお世話になりました。現在は、ペットホームウェブで見かけて気になっていた家(前回の引越し時は満室だった)に引っ越ししています。
ねこ可物件は地域にもよると思うが、犬可能より少ないです。そういった事情により気に入っている物件には長く住み、流動性がないとのこと。すぐに引っ越す予定がなくても、定期的に見て気になる家をチェックしておくと良いかもしれません。
「どうやってねこをお迎えするか」を話し合う
引越しを完了し、晴れてねこをお迎えできる環境になった。次にねこをどういったところからお迎えするかを話し合いました。
わたしは、もともと実家で一緒に暮らしていた猫が捨て猫だったということもあり、次に迎え入れるとしても保護猫にしたいという希望がありました。夫の推し猫ももともと保護猫だったため、保護猫を迎え入れようという話になりました。
夫はねこ初心者、共働きで家を開けることもあるため「性格がわたしたちと合う大人猫がいいね」ということになり、触れ合ったり性格など細かに質問できる保護猫カフェが選択肢にあがりました。
近くの保護猫カフェをピックアップして、たぶん5件ぐらいに遊びに行きました。
わたしが、保護猫カフェでチェックしていたこと
- ねこたちの体調がよさそうか
保護猫なので、過去のねこ風邪の影響でくしゃみしてる、涙出てるみたいな子はいます。それでも全体的に健康そうかどうかを見ていました。特に毛並みや、目やにや鼻くそなどがひどくないか。 何匹かいるうちの数匹だったら、その子の特性ということになるが、ほぼ全ての猫である場合、その店は信用ならないと判断していました。 - お店の方と自分たちの相性がよさそうか
譲渡までのあいだ、お店の方と関わる場面は何度かあります。自分たちの考えなどと相性がよいかどうか?などは割と大事だと思った。悲しいことがなくなるようにとの思いで保護活動されているのだけど、それでもいろいろな考えの方がいるので…。なんとなくのフィーリングだけど話しやすそうとか、お店の雰囲気とか他のお客さんとの距離感とか。 - お店の方がねこたちのことを把握しているか
ねこたちの性格や好きなものなど、いろいろ教えてくれる場合がほとんどです。しっかりねこたちの様子を教えてくれるところは、1匹1匹のことを気にかけていてねこたちも健康なことが多い印象でした。
その他、ねこを迎える方法
①ブリーダーから
友人がこのサイトを使ったと話していました。スコティッシュとかマンチカンとか特定の種類の子をお迎えしたい場合などの場合に。ブリーダーさんにもよると思うが、お迎えの日までこまめに写真を送ってくれて母猫や兄弟猫のことなども教えてもらえたとのことです。
②ペットの里親募集サイト
個人の保護主さんとやり取りして譲渡となるようです。保護主さんごとに条件などが異なります。
③動物愛護センター
地域の動物愛護センターに譲渡を待っている犬やねこがいます。まずは講習をうけるなど、地域によって条件などが異なります。
④ペットショップ
大体の場合、誰でも条件なくお迎えすることができる。当日に連れて帰ることもできる。
これから一緒に暮らしていく子だからこそ、できるなら全ての子達がどこからどのようにお迎えするのかも考えた上でお迎えされてほしいなと思っています。ねこたち、みんなもれなく幸せに過ごしてほしい。
お金を貯める
保護猫カフェからのお迎えには、譲渡費用が4万円でした。(お店や保護主さんによります)家も、ねこを飼うと賃料が5,000円UP+礼金5万でした。それに、ねこと人が初日から快適に過ごすためのお金も必要でした。
・キャットフード:1,500円(猫カフェで食べているフードと同じものを用意)
・猫トイレ(システムトイレの場合):本体3,000円+砂1,200円+シート1,000円
以下、私たちが必要だと思ったもの
・医療費:50,000円
(お迎え後、環境の変化で病院に連れて行くことになるかもしれないので多めに準備した)
・ねこトイレをいれる家具:7,000円
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(夫がどうしてもリビングにトイレをむき出しでおきたくないと言ったため。後々でいいじゃんと思っていたが、最初から導入してよかった。保護猫カフェでも使っている形と同じものだったから、うちの子はすぐに使ってくれた)
・空気清浄機:30,000円程度
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(夫がハウスダストアレルギーのため、ねこがベッドの下にもぐったりしてほこりが舞うことを考慮)
・ロボット掃除機 :20,000円程度
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(アレルギー対策として、ねこ毛の掃除を毎日するため)
・脱走防止扉の制作費:6,000円
(2×4材を2本、1×4材を3本、ラブリコ2個、プラダン1枚、蝶番・木ネジなど)
・網戸ロック・窓ロック:100均で購入
お迎えまでに必要なものを洗い出すと、私たちの場合は20万円程度必要となりました。
また、ねこを迎えたあと月々に必要なお金についてもだいたいで見積もり、家計を調整した。
・キャットフード:1,500円
・おもちゃ:500円
・トイレシート・砂:(2ヶ月に1回買い足す)1,000円
・医療費積立:8,000円
通院がどのぐらいの頻度で必要かわからなかったため、一度8,000円で見積もりしました。何かあって足りない場合は、夫婦貯金から出すことも、話し合って合意を得ています。
お金が貯まるまではただただSNSを眺めたり、ペットのおうちを眺めたりする日々を過ごし準備を進めました。